月花であり続けて

おもいきり煌めいて 君らしく輝いて

舞台『検察側の証人』

 

検察側の証人 私的楽を終えたので、感じたことや考えたことを残しておきます。私自身 何が真実で何が嘘なのか分かっていないところが多いので、感情が不安定ですが…。残り3公演あるのでネタバレにはご注意を⚠️

 

 

 

 

 

時系列

レナード、フレンチさんの荷物を拾ってあげる
その2日後 映画館で再会
8月末(再会した週の土曜日) 最初にフレンチさんの家を訪れる
10/8 フレンチさん、新しい遺言書を作成
レナード、ストロベリーブロンドの女と旅行会社へ
10/14 フレンチさん殺害
10/20 事務室・逮捕
12/1(6週間後) 裁判

 

 

一幕

事務室にて
レナードが来る
レナード逮捕
ローマインが来る

 

裁判にて
証人1 ハーン警部
証人2 ワイアット博士
証人3 ジャネット・マッケンジー
証人4 監察医クレッグ
証人5 ローマイン・ハイルガー
喚問されて一幕終了

 

二幕

裁判にて
証人5 ローマイン・ハイルガー
証人6 レナード・ボウル

 

事務室にて
女が手紙を持って来る

 

裁判にて
再喚問 ローマイン・ハイルガー
レナード 無罪
ストロベリーブロンドの女が来る
レナード、ローマインに刺される

 

 

原作ではレナードは人好きのする愛想のいい青年で、27歳ぐらい。ストロベリーブロンドの女は20代前半?ローマインはストロベリーブロンドの女の15歳上なので30代後半?

 

 

原作では被っているメイヒューとレナードの帽子、舞台では無し

 

 

グレタとカーター、"お茶の時間"の解釈が違う。食い違う時間の話はサマータイムが関係している?というツイートを見たので気にしながら見たけど、難しくてまだ考えきれてない。この2人は細かい時間の話をしていないから、感覚の話でどこか食い違うところがあるのかな。

 


「意味が真逆になっちゃう」のも何かに関わってきそう。殺した↔︎殺してないってこと?

 


レナード、ウィルフリッド弁護士の事務室に来た時、うろうろして部屋のあちこちを見ている。

東京初日はシャツの第1ボタンが開いてたけど、兵庫楽と大阪初日は閉まってた。

 


レナードのセリフ、関西人っぽくしてるのかな?「オバチャン」「えらそうな中年のババアです」「うちのやつの名前です」とか。って思ったけどオバチャンとババアは原作もそうだった。ただローマインのことを原作では女房って言ってる。確かに小瀧くんは女房よりうちのやつって感じはする(?)。

 


「おれ、あの人のことが好きだったんです」って事務室でも裁判中も何回も言うのは何か意味がある?好きだから殺すわけない!ってこと?

 


荷物を拾うの手伝った2日後、映画館でおばちゃんの真後ろの席に座った

→映画を観るお金の余裕はあったのかな?やっぱり狙って再会したのかな。お金持ちだってことは荷物を見て気付いたのでは?亡くなった時もダイヤなどを身につけていたようだし。

 


オバチャンが猫を8匹飼っていて家が猫臭かったことに対してとても怒るレナード

→レナードの本性が表れてるってこと?腕の傷が包丁で切ったものではなさそうなので、猫に引っかかれたのかもしれないね。でも嘘をつく必要はないよね?そう言えばいいのに…と思ったけど言ったらオバチャンを殺す動機が1つできてしまうから?

でも猫ブラシを持っていったようだし、レナードの猫8匹に対しての感情がよく分からない。猫ブラシを持っていったのも嘘?

原作は「ちょっと猫臭かったな」っていうセリフだったからそんなに怒るとは思ってなくてびっくりした。

 


レナードの叔母さん

原作 ベットシー叔母さん

舞台 ベッツィー叔母さん

 


レナード「はっきり言います。おれは間違ったことは何ひとつしていません。」

→これも嘘?それとも殺人も間違ってないと思ってる?

 


遺言のことが載っていた新聞(夕刊)

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メイヒュー「身内ほど怖いものはありませんからね」

→ローマインが検察側の証人になる伏線?

 


ローマインの「分かっている」に引っかかる。「レナードのことはよく理解しています。」とはきっと別の意味。

 


ローマイン「警察に申し上げておきました」「それでよろしかったんでしょう?」「それがレナードの望む答えでしょう?」

→レナードの望む答えではあるけど、事実ではないってことだよね?

 


「あとは私の証言だけ」を復唱するローマイン

→ローマインはレナードの無実を証明できるのは自分だけだという確認をしに来ただけかな。自分から何か言いたかったわけではなさそう。

 


ローマインは事実(オバチャンが殺されるまで)を話したのと、9:25頃に家に着いたということですか?と聞かれて考え込んで肯定するところと、9:30には一緒にいたんですね?と聞かれて「間違いありません」と答えるだけ。

 


原作「レナードと結婚式は挙げました」

→式はすでに別の人と結婚していても挙げられる?

舞台「レナードと結婚の手続きはした」

→二重で手続きできるものなの?

調べてみたら二重国籍やら国際結婚やら、当てはまりそうなものが出てきてますます複雑になってしまった。

 


転換BGM楽しすぎるし後ろからセット出てくるの最高!!!

 


マイアーズのリボンぴょーんの真似するウィルフリッドさんとメイヒューさん、可愛いなあ。つい見ちゃう。確かにローバーツって言うww

 


マイアーズ「人好きのする青年です」に、ん?って顔するレナードかわいい

 


強盗が何も盗らずに出て行ったケースは途中で邪魔が入ったときのみ

→オバチャンに見つかって殺して逃げたってことはありえないの?

 


ノミの話は出るけど凶器のこん棒のようなものは見つかってないのかな?

 


ハムを切っている時に怪我をしてその時の血がついた話

ウィルフリッド「レナードの奥さんもそう言っていた?」

ハーン警部「ええ、最初は。しかしあとで…」

ウィルフリッド「はいかいいえで答えてください。」

→ローマイン、あとからハムを切っている時じゃなくて何て言ったんだろう?ウィルフリッドはなぜ遮る?

 


家政婦のジャネット・マッケンジーさん、聖書を左で持ってたら右でって指摘される

→ハンカチを右手で持ってたから聖書を左手で持ったのか、左利きだけどそれがバレないようにハンカチを右手で持ってたのか。ただ左耳の後ろを殴られたって新聞で出ていたのか微妙。博士の証言を聞いて知ったならそこで何か起きてるのかな?

 


レナード、すごいマッケンジーさんに嫌われてるなあ。レナードは貧乏ゆすりしてるし。オバチャンのこと、おだててたのかなあ。

 


遺言書の話が出た時にジャケットの内ポケットからメモとペン出して書いて、メイヒューさん→ウィルフリッド弁護士に渡すの、何書いてるんだろう?遺言書のことは知らなかったよって?

 


ジャネット・マッケンジー「いつも遺言書の相手と口喧嘩になって」

→フレンチさん、レナードとも喧嘩になったのかな?

 


オバチャンが借りていた本

「恋のときめき あの子と私」

「老いてなお青春は続く」

(ここ、東京初日は笑いが起きていたけど、兵庫も大阪もシーンだった。)

 


レナードは左手で殴り殺したってことよね。左利きの強盗に罪をなすりつけようとしたのかな?そこまで考えられる人が内側から窓ガラスを割るのか?(家の外から割ったけど、ほんとに風が強くて外側にも破片が落ちたのか?)

 


ロンドン病院で献血をするぐらいだし、やっぱり優しい人なんだなあと思う。

献血証明書を双眼鏡でガン見したけど「レナード・ボウル」しか見えなかった。見たかった。(献血オタク)

 


マイアーズの「検察側の証人、ローマイン・ハイルガーさんを喚問いたします」

→「検察側の」と「ハイルガー」の2点にざわざわする。

 


ローマイン「両袖に血がついていた」と証言した後、マイアーズの確認で左袖にって言われるのに「はい」って言う。

→正しいことを言えていない、正確に判断できていないってことを証明するため?

 


ローマインをオバチャンに会わせたかどうかってそんなに関係あること?オバチャンがレナードとの結婚を考えていたかどうかが大事なの?

 


ローマイン、証言台では「あの人を愛したことは一度もありません。愛したことはありません。」って言うけど、最後は「私がかつて愛したたった一人の男を殺した罪よ」って言う。レナードのこと、愛してなかった?愛していた?どっちが嘘でどっちが本当?

 


グレタがレナードのことを良い人って言うのはどこから確信を得ているの?そんなにお話ししたわけではないのに。

 


レナードはローマインのことが"""分からない"""

ローマインは捕まりたかった?レナードが殺人罪で捕まると死刑になる確率が高い?自分が他の罪で捕まってレナードに遺産が入ればいい?ローマインは殺人罪より短い期間で出てきてまた一緒に暮らすつもりだったのよね。

ローマイン、疑ってほしかった。そうしたら最後は信じてもらえるから。

→レナードを自由にしたかった?罪被った?

 


ローマイン「人殺しと人生を共にするなんて」書類サイン中(ペン出てないけど)のレナード振り返る。

 


レナードはローマインの手紙がなければ殺人罪で捕まっていたのかな?一度 検察側の証人として有罪の主張しても、最後は無罪を主張してくれると思ってた?レナードはどこまで指示をしたのか、どこまでローマインの動きを分かっていたのか。

 


ワンピースの女、ストロベリーブロンドってほど髪赤くないよね…?茶髪(言われてみれば少し赤に見える?)ぐらい。旅行会社に行った後、染めたの?

 


ローマイン「殺人罪。愛したたった一人を殺したから。罪を犯しました。私は、有罪です。」

 


カテコ

全員出てくる様子を見てお辞儀をする主演感、大好き!

スタオベを見て嬉しそうに笑うのとっても可愛いです。小瀧くんがニコッと笑っただけで声にならない声に包まれる会場も好きでした。

 

 

 

 

2021.10.1 追記

ストロベリーブロンドの女役、大井川皐月さんのツイート

→ストロベリーブロンドの女もレナードに騙されていたと。

→レナードがフレンチさんは夫婦仲が悪いと思っていたと思うって言っていたけど、フレンチさんにもローマインの愚痴を言っていたのではないだろうか…

 

グレタ役、林愛夏さんのInstagram

コメント欄で質問に答えてくださっています。

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→グレタもレナードに騙されていたと。ますますレナードという人物が分からなくなるな…

 

出演者が千秋楽後にSNSで人物設定や裏話を教えてくれて、少し答え合わせみたいなことができるのとても楽しいです。また観たくなる…!

 

 

2021.11.26 追記

監察医クレッグ/看守役、西川大貴さんのYouTubeチャンネル クロネコチャンネル

ゲスト:ローマイン役、瀬奈じゅんさん

・ローマインが法廷で話していることは全て真実→偽証罪ではない

・血がついていたのは片袖か両袖か、皆を惑わすためにわざと間違える

・レナードを本当に深く愛しているという事だけ隠してる

 

 

 

 

 

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2021.8.28〜9.12 世田谷パブリックシアター

2021.9.16〜9.20 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

2021.9.23〜9.28 枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール